「どうせ資格を取るのなら、コスパのいいモノを! おすすめはどれ?」
就職や転職のために資格の取得を考えている人、というのは多いでしょう。
どうせなら、できるだけコストパフォーマンスのいい資格を目指したい、と思うのは当然の事。価値のある資格の方がいいですよね?
ここではコスパにこだわって資格を選ぶときのポイントや、おすすめの資格について書いてみました。
コスパのいい資格を選ぶときのポイント
コストにもいろいろ
コストとは「費用」という意味があります。そのためお金について高いか安いか、といった事を考えがちに。
しかしコストというのは他にもいろいろあります。考えていないだけで実際には感じていたり。
コスパを考えるのにはどんなコストがあるかに配慮する必要があるので、資格取得のコストについてみておきます。
お金
いわゆるコストといってまず考える部分。
ただ資格の取得に関して言えば、お金の部分ではいろいろあります。
- 受験料
- 受験地までの交通量
- テキスト代
- 通信講座代
- 通学講座代
- 受験資格を得るための費用
- 資格の更新費用
わりと受験料だけを考えがちですが、結構いろいろとかかります。
「受験資格を得るための費用」とは、例えば「医師」になるための大学の費用とか。
大げさに思うかもしれませんが、資格によっては受験資格を得るのに費用が掛かる場合もあります。
時間
そして一番考えたいのが、時間的なコストです。
ここは本当にしっかり考えましょう。
資格の取得に時間がかかる事で、本来できた事ができなくなるというのは本当にもったいないです。
お金と違って、時間には限りがあるので。
受験資格に実務経験がある場合も、時間的なコストと考えてもいいんじゃないでしょうか。
労力
同じ資格を取るにしても、
- ちょっとかじったことがある
- 興味がもてる
といったモノと
- まったく興味がないけど取らないとダメだから
といった場合では費やす労力は違います。
そこもコストと考えて、できるだけ低くできる資格を目指す方が効率は良くなります。
ストレス
上に似ているんですが、精神的な負担になる場合はそれもコストと考えるべきです。
楽しく勉強できるのか、つらい思いやプレッシャーを感じながら勉強するのかでは負担が変わってきます。
ハイコスト・ハイパフォーマンスすぎるのも
そしてコスパを求めるのもいいんですが、ハイパフォーマンスすぎる資格については冷静に考えましょう。
例えばお医者さん。
医者になれればとても大きなパフォーマンスを発揮するのは間違いないですが、それに伴うコストは上に書いたようなお金、時間、精神的なものを含めてとても高いものになります
そんなハイコストでも、パフォーマンスがさらに高いから「トータルではコスパが高い」という意見は結構見かけます。
しかし、それは医者に慣れた時の話。なれなければコストだけがかかった事になるわけですよね。
これは極端な場合かもしれませんが、他の資格でも十分にありうる話です。
資格にあまりに高いパフォーマンスを期待すると、それなりのコストと最悪の場合、そのコストを回収できない可能性があることも考えておきましょう。
コスパのいいおすすめの資格7選!
TOEIC
画像引用:TOEIC 公式ページ
TOEICといえば、今や就職活動では必須という人もいる位メジャーな英語のスキルを測る資格です。
コスパという面では非常に優れた資格で、英語のスキルというのは仕事面でとても優遇されます。
では同じ英語の検定である英検をあげていない理由はというと、採用する企業のTOEICの評価がとても高いから。
「実際に英語を話す上では英検の方が役に立つ」といった意見は多いんですが、就活などでの評価が高い以上、コスパではTOEICの勝ちでしょう。
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「【TOEIC L&R】って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
日商簿記検定
画像引用:日商簿記検定 公式ページ
簿記といえば会社の会計や経理などでお金の流れに関する書類を作成するためのスキルで、その理解度を測る試験が日商簿記検定です。
とにかく
- 事務系の職種で、採用時の人気や需要が高いこと
- 業種を問わず使える知識
- 営業などビジネスマンとしても役に立つ
といった点を考えると、コスパの高い資格といえるでしょう。
受験料も安く独学での合格も可能なので。
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「【日商簿記検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
宅地建物取引士
画像引用:宅地建物取引士試験 公式ページ
宅地建物取引士とは宅建士と略されることも多いですが、不動産取引の際に必要な「重要事項の説明」などを行うのに持っていないといけない資格。
取得までの時間や労力といったコストはそこそこかかるものの、不動産業界だけじゃなく金融関係の業界からの評価も高く、パフォーマンスの高い資格といえます。
国家資格で信頼性や認知度も抜群です。
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「【宅地建物取引士】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
基本情報技術者試験
画像引用:基本情報技術者試験 公式ページ
基本情報技術者試験とは、IT(情報技術)に関する知識の理解度を測る資格として、主にプログラマーやシステムエンジニアに向けた情報処理技術者試験の1つです。
「基本的な知識が多くIT業界でやっていけるほどの資格ではない」といった意見は目にします。
しかし、今や他の業界でもITの知識というのは必要であり、資格の評価が高い場合は多いです。
まったく未経験からの勉強になると、時間的なコストはかかってしまいますが、ITを全く必要としない業界というのも珍しく、見返りの大きい資格といえるんじゃないでしょうか。
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「【基本情報技術者】の資格をもってたら役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
社会福祉士
画像引用:社会福祉士 公式ページ
社旗保健福祉士とは、身体や精神の障害や環境によって、社会生活を営むのに支障がある人に対して、相談やアドバイス、福祉サービスの提供を行う為の資格で、ソーシャルワーカーと呼ばれることも。
受験資格で学歴や業務経験などが定められていて、時間的なコストがかかる部分はありますが、
今後さらに大きくなっていく業界であるとともに、介護施設や障がい者施設以外にも
- 児童福祉施設
- 母子支援施設
- 生活保護施設
といった幅広い活動場所が考えられることから、コスパの高い資格といえるでしょう。
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「【社会福祉士】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
福祉住環境コーディネーター検定試験
画像引用:福祉住環境コーディネーター 公式ページ
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者が生活するうえで快適に暮らすための環境に関する相談やアドバイスを行う資格です。
費用はそれほど高くなく、2級までの難易度も低め。
それでいて今後需要の伸びが予想される業界でありながら、病院や介護施設だけじゃなく
- 福祉用具のレンタル・販売
- リフォーム会社
- 建築事務所
- 工務店
といった幅広い業種での活躍も期待できる点で、コスパが高いといえます。
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「【福祉住環境コーディネーター】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
マイクロソフトオフィススペシャリスト
マイクロソフトオフィススペシャリストは、パソコンのソフトであるワードやエクセルに関しての理解度を測る資格検定。
もっている人数が多く、そこまで専門性が高い訳でもないので、この資格だけで就職が決まるといった事はありません。
その意味ではパフォーマンスはやや低めなんですが、
- 知名度の高さ
- PCスキルの証明になる
- Microsoft社の認定資格
といった点によって、プラスに評価はされる場合が多いです。
難易度の低さを考えると時間的なコストがかなり低くなるので、トータルとしてのコスパは高い資格といえるでしょう。
どんな職種でもPCスキルは必要なので、まずは取得を考えてみてもいいんじゃないでしょうか。
(繰り返しますが、この資格だけで採用されるのは難しいです)
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「【マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) 】の資格をもってたら役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
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