現在ではパソコンを使えないと仕事になりません。
そんなパソコンのスキルを証明する資格の1つに、「マイクロソフトオフィススペシャル(MOS)」があります。
「そんな資格があったんだ!」って思ってる人いませんか?
このMOSという資格がどんな内容なのか、どこで使えるのか、実際に役立つのか、そして資格試験の内容などについてみていきます。
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト)とはこんな資格!
マイクロソフトオフィススペシャリストとは、そのままですが、マイクロソフトが認定するMicrosoft Officeの製品についての資格。
日本ではオデッセイコミュニケーションズという会社が運営しています。
マイクロソフトの製品についての国際資格
マイクロソフトといえばエクセルやワードが有名ですが、そんなMicrosoft Officeの習得度をソフトごとに認定する国際的な資格。
各ソフトの操作についての操作方法などを、実践的に行えるかの資格となっています。
ソフトやバージョンごとに試験科目がある
試験ではソフトの種類やバーションごとに科目が分れていて、
Word(ワード):文書作成ソフト
Word 2016・Word 2013 ・Word 2010
Excel(エクセル):表計算ソフト
Excel 2016・Excel 2013・Excel 2010
PowerPoint(パワーポイント):プレゼンテーション ソフト
PowerPoint 2016・PowerPoint 2013・PowerPoint 2010
Access(アクセス):データベース管理ソフト
Access 2016・Access 2013・Access 2010
Outlook(アウトルック):電子メール・情報管理ソフト
Outlook 2016・Outlook 2013・Outlook 2010
となっています。
(記事掲載時点での内容です)
スペシャリストレベル・エキスパートレベルと2つのレベルに分れている
また、そのうちワードとエクセルに関しては、
- スペシャリストレベル(一般)
- エキスパートレベル(上級)
の2つにレベルが分れていて、より難易度の高い機能の理解が必要となります。
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格が使えるのはこんな仕事!需要や役立つ業界
マイクロソフトオフィスといえば、世界でも最も使われているソフトであり、役立てられる可能性がある業界といえば、ほぼ全ての企業といえるかもしれません。
その中でも職種で考えていくと、ワードやエクセルといったソフトを使う頻度が高いといえば、
- 営業
- 事務
- 総務
といったトコでしょうか。
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格は役に立たない?
資格に関して調べていると、「この資格は役に立たない!」といった意見を見かけませんか?
実際にどうなのか、いろんな意見を集めてみました。
この資格は役立つ!という意見
まずは「マイクロソフトオフィススペシャリスト」が使えるという、肯定的な意見から。
- 他のパソコン関連の資格と比較して、知名度が高い
- 面接で有利になる会社も多い
- ほとんどの職場でOfficeソフトが使用されているから
- 営業、事務職だと実際の仕事でも役に立つ
- 具体的なソフトに関して、どれくらい使えるかの証明になる
- 資格の勉強をすることでスキルアップにつながる
- 今まで使っていなかった機能の再発見
- 難易度は低いが勉強する事で役に立つ基礎的な知識が身に付く
- Access(アクセス)の資格が役に立つ
この資格は役立たない!という意見
次に否定的な意見をまとめてみました。
- 難易度が低く取りやすいので、面接のアピールとしては弱い
- 誰でも合格できるから
- IT関連ではそれだけだと役に立たない
- 取るならエキスパート、スペシャリストは誰でも持っているので
- 費用対効果(コスパ)が悪い
- 他のPC系の資格の方が実務で役に立つ
- 使えるようになりたいなら資格よりも教室に通った方がいい
- 求人情報に「ワード・エクセルが使える事」とかでないなら必要ない
IT関連でいうと、パソコンのスキルを持っているのが当然で、ワードやエクセルなんて使えて当たり前、といった感じなんでしょうね。
「それなら他の資格の方が役に立つ」、「そもそも資格よりも技術やセンスを磨け」といった意見が多くみられます。
ただし民間資格には珍しく、「知名度が高く優遇している会社も多い」という意見も結構みられます。
また意見は分かれるんですが、「実務で使える」という意見も結構あります。
ワードやエクセルが使えるという人には意外かもしれませんが、最近ではスマホの普及によって、パソコンが使えないという学生の人が増えています。
そういった点からも、しっかり資格を取ってアピールする事は面接時に有利に働くかもしれません。
MOS資格(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格試験内容
試験内容
コンピューターを使った実技試験となっていて、試験時間はそれぞれ50分。
出題範囲はそれぞれの科目で異なり、詳しくは公式サイトの試験概要から、受験する科目やバージョンを選んで確認してください。
「試験科目の一覧表・試験概要/マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)公式サイト」
難易度
難易度はソフトやレベルによって変わってくるし、使った事があるかどうかでも大きく異なります。
ただそれほど難しいものではなく、スペシャリスト(一般)なら初心者でも勉強をすることで十分に合格を目指せます。
エキスパート(上級)の方は、経験者でもそれなりに難しいという意見も。
(逆に、「ソフトを使えれば余裕!」という人もいました)
ただそれも勉強をすれば大丈夫!という意見が多数。
民間の資格試験のなかでは中程度の難易度という所でしょうか。
勉強時間としては、
- 2週間程度
- 1ヶ月ほど
- 2か月あれば十分
といった意見がみられました。
(2週間というのは、かなり詰め込むかソフトを使った経験が十分あると考えた方がよさそうですが)
合格率
非公開となっています。
受験資格
特になし
試験日・試験会場
全国一斉試験:月1~2回。全国の一斉試験実施会場から選択。
随時試験:全国の随時試験実施会場より選択。試験日は会場ごとに設定されています。
「試験会場の検索」
受験料
8,424円から12,744円
受けるバージョンとスペシャリストレベル、エキスパートレベルによって受験料が異なります。
また 学割もあり。
詳しくは、「試験概要/マイクロソフトオフィススペシャリスト」の受験希望の科目をクリックして調べてください。
※各内容については、記載時点での情報となります。
必ず公式ホームページなどでご確認ください。
お問い合わせ先
株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル
Tel 03-5293-1888(代表)
Fax 03-5293-1887
マイクロソフトオフィススペシャリストのまとめ
いろいろ調べてみた結果からいうと、もちろん否定的な意見も多数みられました。
ただ肯定的な意見が結構多かった印象です。
「面接で有利になる」、「スキルアップにつながる」など。
もちろん、この資格だけで仕事ができる訳ではないんですが、仕事に役立つという点では進めている人が多い資格といえるかもしれません。
資格の勉強方法としては、独学で合格という人も結構たくさんいてました。
あと資格試験のためだけじゃなく、しっかりソフトの使い方を学ぶために、通信講座やスクールを活用するのも効果的かもしれません。
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