「どうせ取るならこれから役立つ資格がいい!」
もし資格の取得を目指しているなら、当然考えることですよね。今よりもこれからさらに需要が高まっていく方が、値打ちがあるので。
ただ
「これから役立つ資格なんて、どうやって選んだらいいの?」
という疑問もあるでしょう。
これからの事を考えて資格を探すときのポイントと、「実際に役立ちそうだなぁ」と感じる資格をいくつか選んでみました。
これから役立ちそうな資格を選ぶ時のポイント
これから働く仕事に関係がある!
大前提ですが、今働いている、あるいは今後目指そうと考えてる仕事に関係ない資格は役に立ちません。
言うまでもないですが。
ところが
- 有名だから
- 人気があるから
- ネットでよく薦められてるから
といった理由で取得を目指してしまう人も。
やめましょう。プロ野球選手にリフティングの技術はいりません。
とにかく将来性!
これからの事を考えるなら、1番大事なのはもちろん資格、そしてその資格に関わる仕事の将来性。
仕事のなかには、今後AIなどの進歩にともなって衰退していく仕事なんてのも予想されています。
逆に今後成長していきそうな産業というのは、すべては分からないにしてもいくつか考えられるもの。
これからの事を考えるのなら、少なくとも衰退していく産業ではなく、成長産業にかけた方が役立つ可能性は高くなります。
受験者数をチェック
これから資格の将来性を考えるには、現状どんな感じなのかも重要な手がかりです。
そして手っ取り早いのが、受験者数の推移。
資格を取るなら、誰もがこれからも役に立つ資格をとりたいもの。
それは情報として広がり、受験者の数にも影響します。
「これから」が
- すぐ廃れてしまう流行なのか
- 当面続くのか
の判断は必要ですが、少なくとも「受験者が減少傾向にある資格なら、これから役立つ見込みは少ないかも」といった考え方ができる場合もあるでしょう。
受験者の年齢層は?
これも参考になる場合も。
つまり誰にとってこれから役に立つのかです。
- 就職活動中の人
- 入社直後の人
- 社会人経験が10年以上ある人
とのこれからは違います。
どんな年齢の人が、あるいはどんな属性(学生か社会人かとか)の受験が多いのかなどは参考にしましょう。
これから役立つ!であろう資格8選。
基本情報技術者試験
画像引用:基本情報技術者試験 公式ページ
基本情報技術者とは、IT業界で働く上で必要とされる基本的な知識を学ぶことができる資格です。
将来有望と言われてまず浮かぶのはIT業界。
「この資格だけで就職が決まるかというと難しい」という意見もありますが、実際にIT業界で働く人の意見として「基本を理解するのは大切でこの資格は役立つ」といった意見も見かけるので、まさにこれから役立つ資格と言えるんじゃないでしょうか。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【基本情報技術者】の資格をもってたら役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
ウェブデザイン技能士
画像引用:ウェブデザイン技能検定 公式ページ
ウェブデザイン技能士とは、ウェブデザイナーやウェブ担当者などのための、ウェブサイトを作成するのに必要なデザインのスキルを測る資格です。
この資格も、就職で役立つのか、現場で使えるのかといった意見が分かれがちなんですが、どこの会社でもホームページくらいは運用している時代。
仕事に自分で活かす事で、これから使えるスキルになっていくと思います。
ネット広告の規模もどんどん増えてきてるので。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【ウェブデザイン技能検定】の資格をもってたら役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
ビジネス実務法務検定
画像引用:ビジネス実務法務検定 公式ページ
ビジネス実務法務検定とは、仕事で必要となる法律や法令についての知識を問う資格。
コンプライアンス(法令遵守)の重要性がこれだけ言われてるなかで、法務部といった専門部署だけでなく、さまざまな仕事に携わる人が理解しておくべき、まさにこれからの時代に必要な資格といえます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【ビジネス実務法務検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
TOEIC
画像引用:TOEIC 公式ページ
TOEICといえば、言わずと知れた英語のスキルを測るための試験で、社会人にとっては最もメジャーな試験といえるでしょう。
AIの進歩によって英語の勉強は不要になる、なんて事も言われますが、当面はまだまだ役立つスキルです。
そしてなんといってもTOEICに関しては企業の評価が高いので、これからも資格としての価値は衰えないでしょう。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【TOEIC L&R】って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
社会福祉士
画像引用:社会福祉士 公式ページ
社会福祉士とは、身体や精神、経済的に負担がある人に対して、相談やアドバイスをしたり、福祉サービスを提供するための資格で、「ソーシャルワーカー」とも呼ばれます。
高齢化が進むのが決まっている日本では、間違いなく介護に関わる資格はこれから役立ちます。
そんななかで社会福祉士の仕事は、実際の介護現場だけではなく
- 母子支援
- 児童福祉
- 生活保護
といった今後増えていくであろう問題に関わる仕事として、さらに需要が見込まれます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【社会福祉士】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
介護福祉士
画像引用:介護福祉士 公式ページ
介護福祉士とは、介護施設などで高齢者の身体介護などのサービスを提供する仕事に関わる資格で、この国家資格を持っていると介護の現場の責任者としての、指導などの仕事も行うことができます。
こちらは介護の現場での資格となり、同じくこれからさらに需要が高まる事が予想できます。
他にも介護職員初任者研修などの資格がありますが、急速な高齢化が進むなか介護保険のしくみや職員の待遇などの変化も考えられるので、できるだけ上位(介護福祉士は国家資格)の資格を目指したいところです。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【介護福祉士】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
福祉住環境コーディネーター検定試験
画像引用:福祉住環境コーディネーター 公式ページ
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障害を持った人が不自由なく生活できるように、住まいに関しての相談やアドバイスを行う仕事に関わる資格です。
こちらも高齢者に関連する資格として、これから需要の高まりが考えられ、さらに介護施設や病院だけでなく
- 福祉用具販売・レンタル会社
- リフォーム会社
- 工務店
といった他業種での活用も期待できます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【福祉住環境コーディネーター】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
メンタルヘルスマネジメント検定
メンタルヘルスマネジメント検定とは、心の病に関する知識やその予防法などについての知識を身につける事ができる資格となります。
ストレスの溜まりやすい現代社会では必須といえるかもしれないスキルで、今後ますます需要が見込まれます。
受験者数も増えていて、まさにこれからの資格といえるでしょう。
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「【メンタルヘルスマネジメント検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
これから役立つ資格まとめ
とまぁ、IT関連と介護に関わる資格がほとんどになってしまいましたが、資格のこれからは仕事のこれからとリンクしてくるので、これからの社会がどうなるかを考える事は大切です。
ちなみに他にも
- AI産業
- 観光産業
- ネット広告
といった業界が成長していくなんて言われているので、成長産業を調べて取得を目指すのも1つの手です。
しかしその資格の信頼性についてはしっかり検討しましょう。
業界が盛り上がると、資格産業と言われる儲けるためで実の無い資格も増えていくので。
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