「就職で有利になる資格にはどんなのがある?」
「簡単に取れるようでは有利にならない?」
就職活動を控えて資格の取得を考えてる人は多いでしょう。そして簡単に取れるのに就活が有利になれば、言うことはありません。
実際に有利に働きそうな資格でありながら難易度が低めのモノをいくつか選ぶとともに、就職活動で有利になる資格はどんなところに気を付けて選ぶべきなのか、についてもまとめてみました。
就職で有利になる資格で、わりと簡単に取れそうな6つ!
本当の意味で就職に有利な資格というなら、
- 税理士
- 中小企業診断士
- 社会保険労務士
などがあります。が、難易度はかなり高くなります。
という事で、あくまで「簡単に取れる」というのを前提でいくつか選んでみました。
なので税理士などのような就活への有利さを求めるのは厳しいです。「難易度のわりには有利になるかも」くらいで見てみてください。
マイクロソフトオフィススペシャリスト
マイクロソフトオフィススペシャリストとは、
- Word(ワード)
- Excel(エクセル)
- PowerPoint(パワーポイント)
といったソフトの販売元であるMicrosoft社が認定してる資格です。
はっきり言って難易度は高くなく、持っている人も多い資格です。これだけで就職が飛んでもなく有利になるなんて事はないでしょう。
それでもコレを推したいのは、このくらいの知識がないと仕事にならないから。
もちろん、働きだしてから十分身に付くスキルなんですが、簡単ながらも必要となるスキルをちゃんと抑えてる、というのは持っていない人と比較するとアドバンテージにはなるかなぁ、と。
なんといっても簡単で認知度もかなり高いので、簡単で有利な資格を考えているならまずは抑えておきたい資格じゃないでしょうか。
絶対に必要不可欠なPCのスキルを証明してくれる、という意味でも。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) 】の資格をもってたら役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
基本情報技術者試験
画像引用:基本情報技術者試験 公式ページ
基本情報技術者試験は、IT(情報技術)に関する知識を測るための資格試験。
情報処理技術者試験として用意された複数の国家資格の中の基本的な試験として位置付けられています。
(4つのレベルに分かれてるうちの簡単な方から2つめのレベルの資格)
ITに関する基本的な資格ということで、「IT関連の企業を目指すのなら物足りない」といった意見が多いんですが、一般の企業でもITの知識というのは必要であり、仕事に活かせる場面が多い資格ということで、就職に有利に働くんじゃないでしょうか。
メチャクチャ簡単ではないものの、そこまで難しい事もないので。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【基本情報技術者】の資格をもってたら役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
日商簿記検定3級
画像引用:日商簿記検定 公式ページ
日商簿記検定とは、会社の財務や会計に関する書類(帳簿など)を作成するためのスキルを測る資格である簿記検定のなかで最も有名なものになります。
簿記というと経理などで必要となるスキルで、専門の部署で働くには3級というのは頼りないです。
せめて2級、できれば1級といったトコが本音のよう。
ただ経理以外でもビジネスマンとして簿記の知識を持っているというのは、活かせる場面があります。
売り上げの管理をしたり、取引先の財務状況を調べたり。
そういった意味では持っていると就活で有利になる資格といえるでしょう。
ちなみに「2級もそこまで難しくない」といった意見も見かけるので、余裕があれば目指してみてもいいんじゃないでしょうか。
(1級はかなり難しくなります)
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【日商簿記検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
ファイナンシャルプランニング技能士3級
画像引用:日本FP協会 公式ページ
ファイナンシャルプランナーとは、税金や保険、株などお金や資産に関する相談やアドバイスを行う仕事で、そのための資格の1つがファイナンシャルプランニング技能士となります。
この資格に関しても「3級では金融関連の業界では使えない」といった意見は多く、これだけで就職というのは厳しいでしょう。
ただ金融や保険といった業界へのやる気をアピールするという意味では、就職活動で有利に働く場面もあるんじゃないでしょうか。
お金に関する基礎的な知識は身に付きます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【FP(ファイナンシャルプランニング)技能士】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
危険物取扱者
画像引用:危険物取扱者試験 公式ページ
危険物取扱者とは、法律で定められたガソリンなどの危険物を取り扱う人が必要な資格。
危険物を取り扱う事業所では危険物の種類に応じて、有資格者を配置する必要があり、そのような業種や事業所での就職を考えているのであれば、とても有利に働く資格といえます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【危険物取扱者】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
販売士3級
画像引用:販売士 公式サイト
販売士とは、リテールマーケティングとも呼ばれ、流通や小売業界で働く際に必要となる、
- 接客技術
- 接客マナー
- 陳列方法
- 仕入れ
といった販売に関しての知識についての理解度を測る資格です。
販売というと、資格なんてなくても働ける仕事なんですが(実際にほとんどの人が持っていない)、体系的に接客や物を売ることに対して色々と学べるので、取得を奨めている企業もあります。
小売、流通業を狙っているなら、受ける企業によっては3級でもアピールとなって就活で有利に働く場合も考えられます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【販売士】の資格は役に立つ?使える仕事や試験の内容など!」
就職に有利な資格を選ぶポイントや注意点
就職に有利な資格をいくつかあげてみましたが、他にもそんな資格はいろいろあります。
また希望する就職先の業種や職種によっても変わってくるでしょう。
という事で、どんな資格を選んだらいいのか、ポイントや注意点みたいなものをいくつかあげてみました。
具体的なスキルがアピールできる資格
これから働きたいと考えている企業にとって、その資格の内容が具体的にマッチしているかどうかはとても重要です。
資格取得によってその会社で必要となるスキルについて学んだ、という事をアピールしないと意味がないので。
採用側から「その資格、ウチでどうやって活用するの?」といったモノでは、当然有利に働くなんて事は考えにくいですよね。
やる気がアピールできる資格
就職活動で資格をアピールするのは、その仕事に対するやる気をアピールするためといっても過言ではありません。
(そもそも面接自体が、そのための場なので)
つまり、上に書いたように仕事に関連する資格なのはもちろん、
- やる気を見せることができる
- 「やる気があります!」を伝えやすい
資格というのは有利になります。
「希望する会社の業務内容に繋がるストーリーを作れる資格」を選ぶ感じです。
そのような資格であれば、結果として有利に働くといえるでしょう。
同じ資格でもアピール次第
「スキルがアピールできる資格であること」、と上には書きましたが、実際には「こんな資格を持ってるので、この程度のスキルがあります」という話をしても、アピールとしては弱いです。
そんなのは採用側が知っていて判断すること。
なので
- なぜその資格だったのか
- 取るためにどんな行動をとったのか
- その資格によって自分にどんなメリットがあると考えたいるか
といった事をしっかり伝えられるようにしておきましょう。
アピールの方法で資格を持っていることの有利さは大きく変わってくるし、どれだけ相手に伝えられるかという能力も判断材料になります。
そもそも就職に資格だけでは厳しい
そして1番大事なのはコレです。
資格を持ってるだけで採用が決まるなんて事はありません!
もちろん働いた経験がない人を採用するので、資格の有無は参考とはなります。
が、資格があるから決まるのではなく、あくまで有利に進めるためのツールという事を意識して就職活動を行ってください。
いくら人気があって評判が高い資格でも、ソコが1番大事なわけではありません。資格の取得を目指して手段と目的が逆にならないように。
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