「講習だけで取得できる資格ってどんなのがある?」
資格には色んな種類がありますが、なかには講習を受けるだけで、あとは簡単な試験で取得できる資格というのがあります。
そんな資格のポイントと、おすすめをいくつか選んでみました。
講習だけで取得できる資格のポイント
講習をしっかり受ければ大丈夫!
ほぼ講習のみで取得できる資格というのは、基本的にそれほど難しくないものが多くなります。
つまり、その講習をしっかり受けて、聞いて、学んだら大丈夫、といったものがほとんど。難易度が低く、合格率もそこそこ高いものが多い事からも分かります。
「とにかく資格が欲しい」という人には狙い目の資格といえるでしょう。
期間はそれぞれ
講習のみというと、すぐに取れそうなイメージがあるかもしれませんが、難易度が低いのが多いというだけで、すべての資格で取得までの期間が短いというわけでもありません。
講習期間に関しては1日だけ、といったものから数ヶ月かかるものまでさまざま。
かけられる時間は人それぞれなので、自分にあったものを選ぶようにしましょう。
また通信講座などを利用する場合に、実施講座によって期間に差がある場合も。同じ資格でもどのくらいの期間がかかるかを、各講座で比較してみるのもいいでしょう。
なめすぎはダメ
上にも書きましたが、講習だけで取得できる資格というのは基本的に簡単なものが多いです。
しかし合格率が100%というわけではありません。
「余裕でしょ」とたかをくくっていると痛い目にあう場合も。
最低限やるべき事はしっかり行うように! 真面目にやればできるものを、時間をかけてお金をかけて無駄に終わったらもったいないので。
講習のみ、あるいは簡単な試験と合わせて取れるおすすめ資格
講習のみやプラス修了試験だけなどで取得可能な資格のなかでも、わりと役立つという意見が多いものをいくつか選んでみました。
介護職員初任者研修
画像引用:介護員養成研修/厚生労働省
介護職員初任者研修とは、名前の通り介護の現場で働くために必要な知識が得られる資格で、数ある介護関連の資格のなかでも入門的な基本となる資格です。
今後間違いなく需要が高まる資格でありながら、難易度も低くコストパフォーマンスの高い資格といえるでしょう。
介護職員初任者研修の取得方法
取得には、初任者研修の講座を受け、
- 130時間のカリキュラム
- 1時間の修了試験
が必要となります。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【介護職員初任者研修】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
フォークリフト運転技能者
画像引用:公益社団法人 東京労働基準協会連合会
フォークリフト運転技能者とは、最大荷重が1トン以上のものなど、全てのフォークリフトを運転することができる、厚生労働省が認定している国家資格。
流通や倉庫業、製造業など幅広い業種で活かせる資格となります。
フォークリフト運転技能者の取得方法
取得には、
- 11時間の学科
- 実技(時間数はもってる免許によって異なる)
- 学科、実技それぞれに修了試験
が必要になります。
お問い合わせは、各都道府県労働基準協会などへどうぞ。
防火管理者
画像引用:防火管理者公式ページ
防火管理者とは、多くの人が出入りする建物を、火災の被害から守るための業務を行うための責任者としての資格になります。
とても簡単に取得できますが、責任の重い資格です。
防火管理者の取得方法
防火管理者には、建物の大きさによって甲種、乙種の2種類あり(甲種の方が大きな施設)、講習の日数も異なります。
取得には、
- 2日間の講習受講(甲種)
- 1日間の講習受講(乙種)
- それぞれに効果測定試験
が必要となります。
公式サイトもどうぞ
食品衛生責任者
画像引用:一般社団法人 東京都食品衛生協会
食品衛生責任者とは、飲食店や食品を製造している事業所などで、衛生面での管理や改善を行う業務を行うための資格です。
食品を扱う施設では、法令などで資格取得者の設置が義務付けられています。
(施設によって食品衛生管理者を置かないといけない場合も)
食品衛生責任者の取得方法
取得には、食品衛生責任者養成講習会で
- 6時間の講習
(テストあり)
が必要となります。
福祉用具専門相談員
画像引用:一般社団法人 全国福祉用具専門相談員協会
福祉用具専門相談員とは、福祉用具の貸し出しや販売を行う場合に必要となる資格で、事業所に2名以上の取得者の設置が義務付けられています。
介護業界は高齢化が進み、今後も需要が高まる資格といえます。
福祉用具専門相談員の取得方法
この資格は、研修業者が行う
- 50時間の講習
- 修了評価試験
が必要となります。
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