「簡単に取れる資格って使えないのが多くないですか?」
「難易度が低いのに使える資格はどれ?」
そうです。簡単に取れる資格というのは探すと結構な数があります。ところが使えないモノが多いんですよね。
わりと簡単に取得ができて、それでいて使える資格を探すときのポイントや、おすすめをいくつか選んでみました。
使える資格なのに簡単なのを探すポイント
そもそも使える資格というのはどういうモノなんでしょう。
企業からの需要が高い
使える資格には、
- 評価が高い
- スキルが向上できる
といった2つのポイントがあります。
前者の意味で使える資格というと、当然企業からの需要が高い必要があります。
企業からの需要が高ければ持っていることで評価が上がるわけで、就職や転職、働いていても有利になるのは間違いなく、まさに使える資格といえるでしょう。
成長産業に関わる資格
そして需要が高い事に加えて考えておきたいたいポイントが、その業界の将来性。
今評価が高くても将来的に使えなくなると意味がありません。
今すでに働いてる場合は別として、これから就職したり転職を考えているなら成長産業とされている分野でので評価が高い資格を意識して探すのもいいと思います。
自分の仕事や目指してる仕事に関係がある
これは、ある意味当たり前の話なんですが、簡単だからといって知名度や人気だけで資格を探している人を見かけます。
仕事に関わりが薄ければ、スキルが向上する訳でもなく、また評価が上がることもないので当然使える資格とはなり得ません。
資格の内容が自分の仕事に本当にマッチしているのか、といったリサーチはしっかりしておきましょう。
就職と転職で使える資格は別
使える資格とは、評価が高い、あるいはスキルが向上するモノと書きましたが、これは資格の取得が就職のためか、転職のためかによっても大きく関わってきます。
特に転職の場合、企業が求めているのは、人手不足の業界以外では即戦力となる人材です。
極端なはなし、資格がなくても仕事ができることが証明できれば採用されます。
(実績や経験年数など)
また同じ資格にしても、当然求められるレベルは違います。
(3級より1級とか)
需要のあるなしだけじゃなく、業界や経験年数など、個別の条件ごとに調べることが必要です。
年齢にもよる
そして経験年数だけでなく、単純に今の年齢が何歳かによっても使える資格かどうかは変わってきます。
「20代ならまだしも、30代でその程度の資格では使えない」となるのは当然で、ある程度の年齢を重ねていくと、簡単な資格は使えなくなっていきます。
それは上に書いたように、転職する場合も同様です。
使えるけど簡単に取れる資格7選!
なかなか「簡単なのに使える」といった資格は少ないんですが、「わりと難易度は低い、だけど使える!」という意見が多い資格をいくつか選んでみました。
FP技能士3級
画像引用:日本FP協会 公式ページ
FP技能士とは、個人の保険や税金、年金、株といったお金や資産に関しての相談、アドバイスを行うためのスキルが測られる資格となります。
レベルは1~3級まであり、3級だと難易度はかなり易しくなりますが、実際に資産運用をアドバイスするスキルがあるとは認められないでしょう。
ただし基本的な内容ではありますがお金に関しての知識が身に付くので、「金融のプロとして」となると厳しくても、業務内容によっては使える資格と言えるんじゃないでしょうか。
「資格を全面に押し出して仕事をするのなら、最低でも2級の取得が必要」という意見もありますが(もちろん1級の方が好ましい)、2級でもそこまで難易度が高いわけではありません。
専門的な仕事で使える資格としてなら、2級までは目指したいところです。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【FP(ファイナンシャルプランニング)技能士】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
衛生管理者
画像引用:安全衛生技術試験協会 公式ページ
衛生管理者とは、
- 職場の労働環境
- 労働者の健康管理
- 労働災害の予防や対策
といった内容に対しての業務を行うための資格。
法律で事業所の規模に応じて設置が義務付けられている資格で、企業としては必ず取得者が必要となるので、持っていると有利になる場合も。
難易度は勉強しなくても大丈夫という程ではないものの、そこまで高くありません。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【衛生管理者】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
福祉住環境コーディネーター検定試験 3級
画像引用:福祉住環境コーディネーター 公式ページ
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や体の不自由な人が住みやすい環境を提案したりする仕事に関わる資格。
この仕事が使えると言われる理由の1つは、まさに成長産業である介護業界に関わる資格だから。
さらに介護の現場というだけでなく、
- 福祉用具のメーカー・レンタル業者
- 工務店
- リフォーム会社
など、幅広い業界からの需要が期待できるからです。
成長産業な関係する事に加えて、関連企業が多く評価が高くなる事が考えられるので、今後使える資格といえるでしょう。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【福祉住環境コーディネーター】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
ビジネス実務法務検定3級
画像引用:ビジネス実務法務検定 公式ページ
ビジネス実務法務検定とは、会社での仕事における法律や法令に関しての知識が得られる資格になります。
法務部といった部署でなくても、ビジネスに関連する法律や法令の知識というのは、使える場面が多くなっています。
特に最近ではコンプライアンスの重要性が増しているので。
ビジネスに関連の深い知識に関する内容となっているので、実務で使える知識も多く、評価も高くなっています。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【ビジネス実務法務検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
色彩検定3級
画像引用:色彩検定公式サイト 公式サイト
色彩検定とは、色(色彩)に関するいろいろな知識が問われる資格。
この資格だけでできる仕事というのは、なかなか少ないかもしれません。資格のみで就職することも難しいでしょう。
ただし、この資格の知識を使える仕事というのは、
- デザイン
- アパレル
- インテリア
といった幅広い分野が考えられ、まさに「取得によって得られる知識が使える」、そんな資格といえるでしょう。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【色彩検定】の資格は役に立つ?立たない?使える仕事や難易度など!」
マイクロソフトオフィススペシャリスト
マイクロソフトオフィススペシャリストとは、オフィス系のソフトである
- ワード
- エクセル
- パワーポイント
といったソフトに関しての知識を、販売元であるMicrosoft社が認定している資格です。
この資格も持っているだけで就職できるという事は少ないでしょう。ワードやエクセルを使える人なんて、いくらでもいるので。
ただ、この資格が使える部分はスキルの証明になるという事。
採用条件で「基本的なPC(パソコン)のスキルを」といったのをよく見かけますが、それに対してソフトを販売しているMicrosoft社が認定している資格となれば、これ以上に信頼性の高い資格は無いと言えるんじゃないでしょうか。
実際に知名度が高くて人気もあり、それでいて普段パソコンを使っている人なら難易度も高くない、その点で使える資格といえるでしょう。
繰り返しますが、この資格で就職が決まるという事はないけど、スキルを証明する上で使える資格だということです。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) 】の資格をもってたら役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
基本情報技術者試験
画像引用:基本情報技術者試験 公式ページ
基本情報技術者試験とは、IT(情報技術)に関連する基本的な知識を持ち活用できるかが測られる国家資格です。
この資格は「情報処理技術者試験」という複数の情報処理系の試験が用意されてる中の1つで、4つのレベルがあり、その下から2つめになります。
なので、この資格だけでIT業界に就職というのは難しいかもしれません。
ただ現状、企業で働く際にITの知識を持っていることは大きな武器になり得るので、その意味で使える資格と言えるんじゃないでしょうか。
なんといっても国家資格だし。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【基本情報技術者】の資格をもってたら役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
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