「サラリーマンが取るべき資格は?」
「何を基準に選んだらいい?」
サラリーマンにとって、資格というのは大きな武器になることがあります。だからこそ取得する資格はしっかり選びたいところ。
サラリーマンが資格を選ぶときのポイントや、おすすめしたい資格について書いてみました。
サラリーマンが資格を探すときに気を付けたい注意点
キャリアアップにつながる資格を
資格の取得には時間や費用といったコストがかかります。
仕事でも同じですが、コストが発生するならそれ以上のリターンがないとマイナスです。
何でもかんでも資格を取ればいいってもんではありません。必ず「キャリアアップを目指せるかどうか」を基準にしましょう。
キャリアといっても今の会社なのか、転職によって他の会社で目指すのかは人それぞれですが、結果として資格取得がキャリアを高めるものでないといけません。
そのためには自分がどんなキャリアを登っていきたいのか、もしっかり考えて、その上で資格を選ぶことが必要です。
専門性の高い資格
そんなキャリアアップを目指す上で考えたいのが、専門性の高い資格であるということ。
もう少し噛み砕くと、自分の仕事との関連が高いかどうかです。
当たり前の話ですが、医者じゃない(目指してない)人が医師の資格を取っても意味ありません。
- 自分の仕事と資格の内容が、マッチしているか
- 自分が関わる業界で、その資格が評価されているか
といったポイントをしっかり考えることが必要です。
汎用性が高い資格という考え方も
その一方で、できる限り資格が役立つ可能性を高めたいという考え方であれば、真逆の考え方もあります。
それは汎用性があるかどうかということ。
それだとピンポイントではないけども、将来自分が目指してる所から少しずれても利用価値があったりする場合も。
ある分野に偏った資格だと、仕事が少し変わっただけで全く役に立たなくなってしまったりするので。
自分の仕事に合わせてその辺りは選ぶ必要があるでしょう。
資格の寿命も考えて
資格というか仕事の寿命といってもいいかもしれません。
昔と比べると、とにかく変化が激しく仕事(=資格)の将来性が変わる可能性は大いにあります。
(AIの進歩で無くなる仕事なんて話もあるくらいで)
資格の将来性や今後の需要の変化については、ある程度の予測と情報を持って選ぶべきです。
取れるのかどうか
そもそもの話しになりますが、取れるかどうかは重要です。
それは能力的な問題もあるんですが、他にも
- 時間をかけられるのか
- 費用を使えるのか
- スクールに行くなら通えるのか
といった事も含めてです。
サラリーマンは忙しいですよね? 資格によっては「取得までに1000時間以上必要」なんてのもあります。
それだけのモチベーションが続くかも大切です。
その資格を取得するにあたり、
- どのくらいの難易度か
- かかる費用はいくらくらいか
- どのくらいの期間が必要か
くらいは調べてから挑みましょう。
途中で諦めるのは本当にもったいないし、途中で引くに引けなくなるのはさらに最悪なので。
サラリーマンが資格取得を目指したいおすすめの資格7選!
中小企業診断士
画像引用:中小企業診断士 公式ページ
中小企業診断士とは、企業に対して、売り上げをあげ利益を伸ばすのにどうしたらいいのかという、相談やアドバイスを行うためのスキルが身に付く資格。
いわゆる経営コンサルタントのための唯一の国家資格です。
もちろんコンサルタントとして働くのに役立つんですが、取得するために学ぶ知識は、
- 販売
- マーケティング
- 財務
など多くのサラリーマンに必要となる内容が多く含まれ、とても有効で評価の高い資格です。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【中小企業診断士】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
社会保険労務士
画像引用:社会保険労務士 公式サイト
社会保険労務士とは、労働者の社会保険や年金、労働問題などの相談や指導を法律面から行うための資格です。
またそれらに関連する書類の作成や提出の代行、などを行うのにも必要になります。
難易度はかなり高くなりますが、人事部などの事務職で働く上で、とても強力な武器になります。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【社会保険労務士】の仕事で役立つ、相性のいい資格を選んでみました。」
日商簿記検定
画像引用:日商簿記検定 公式ページ
日商簿記検定とは、会社のお金の流れに関する書類を作成するための書類(帳簿など)を作成するための知識を測るための資格。
こちらも事務系の資格として経理などで役に立つスキルですが、それ以外のサラリーマン全般の職種でも、持っていると役立つ場面が多い資格となります。
(例えば営業で取引先の評価をしたり、商品の経理的な視点から提案してみたり)
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【日商簿記検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
FP技能士
画像引用:日本FP協会 公式ページ
FP(ファイナンシャルプランニング)技能士とは、保険や税金、株式、不動産、教育など、個人のお金や資産に関しての運用について、相談やアドバイスを行うための知識が問われる資格となります。
お金に関する知識が得られる資格なので、ファイナンシャルプランナーとして仕事をしていなくても、
- 金融
- 保険
- 証券
- 不動産
といった分野に関わるサラリーマンにとっては役立つ資格といえるでしょう。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【FP(ファイナンシャルプランニング)技能士】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
ビジネス実務法務検定
画像引用:ビジネス実務法務検定 公式ページ
ビジネス実務法務検定とは、企業内での仕事に関連する法律や法令の知識についての資格です。
今やどんな仕事をしていても、コンプライアンスを徹底するのは常識。
法務部で働く人にはもちろん、法律面での知識を得ておくことは、サラリーマンとして助けになる事が多いんじゃないでしょうか。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【ビジネス実務法務検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
ビジネスキャリア検定
画像引用:ビジネスキャリア検定 公式ページ
ビジネスキャリア検定とは、事務系や営業など8つの分野に分かれたさまざまな職種に関しての専門的なスキルを身に付けられる資格。
仕事内容やレベルに応じた試験を受けることが可能です。
分野が細かく分かれているので、自分に最適な資格取得や勉強が行える、実務に役立てられる知識が得られる資格と言えるんじゃないでしょうか。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【ビジネスキャリア検定】って役立つ?使える仕事や資格の難易度など!」
TOEIC
画像引用:TOEIC 公式ページ
TOEICといえば、英語のスキルを測る試験として社会人にとっても最もメジャーなモノとなり、知ってる人も多いでしょう。
合格、不合格ではなく点数(スコア)で評価されます。
- とにかく知名度が高い
- 企業からの評価が高い
事からも人気の資格です。
英語のスキルといえば、今後も必要な場面はますます増えてくる事になるでしょうし、昇進に関わるという会社も。
サラリーマンにとって、ほぼ必須の資格と言えるんじゃないでしょうか。
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「【TOEIC L&R】って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
メンタルヘルスマネジメント検定
あとサラリーマンが本当に自分のために取得したら役に立つのでは、と考えられるのがメンタルヘルスマネジメント検定。
この資格は評価のアップや転職に有利といった資格ではなく、ストレスや精神的な心の病などに対しての知識や予防法が学べる資格です。
サラリーマンをしたことがあるならみんなが感じると思いますが、とてもストレスの溜まりやすい仕事です。
(どんな仕事もそうですが…)
そんなストレスから自分を守るためにも役立つし、上司から部下の不調などに対しての対応方法なども学ぶことができ、現代社会のサラリーマンには役立つ資格といえるんじゃないでしょうか。
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「【メンタルヘルスマネジメント検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
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