「短期間で資格を取得したい!」
「楽に取得できる資格にはどんなのがある?」
資格が取りたいけど
- 仕事が忙しい
- 時間がない
といった場合、短期で取れる資格を探しがち。ですが、そこにはデメリットもあります。
短期間で取れるとされる資格の注意点や、実際に「短い期間で取れる」という意見の多い資格をいくつかあげてみました。
短期で取得できる資格のデメリットや注意点がコレ!
まずは短期で取得可能な、つまり割と楽に取れる資格の注意点やデメリットから。
役に立たない
1番困るのがコレ。そもそも役に立たないという資格で、結構あります。
色んな人の意見を見て判断する限り、かなり多くの資格がコレに当てはまってしまいます。たいていの資格で「この資格は役に立たない」といった意見が見られるので。
もちろん、その人にとっては役に立たなかっただけ、という事も多いでしょうが、短期で取れるという事は難しくない資格という事で、どうしても役に立たない可能性は高くなりがちです。
知名度が低い
また資格というのは民間のモノを入れると1000以上あります。
(国家資格だけでも300近くあるとか)
そりゃ、誰も知らないような資格が山ほど存在します。
特定の業界に関係する名前の資格でも、その業界の人が知らないなんて事も普通にあります。
それを短期間で取れるからといって取得に意味があるかは微妙です。
(資格によっては「知識が身に付く」という利点はあるかもしれませんが)
就職や転職で有利にならない場合も
上に書いたことと被りますが、資格があるからといって就職や転職が有利になるとは限りません。
- 資格よりも実績が重視される
- その程度の資格は持っていて当たり前
- その会社とあまり関係がない
- そもそもそんな資格知らない
などなどの理由から。
(当たり前ですよね)
特に難しくない資格だと、その傾向は強くなります。
間違いありません。
資格の取得が趣味になる
あとコレも、短期で取れる資格を取得している人がはまりがちなデメリットというか注意点と言えるでしょう。
「資格の取得が趣味になる」というパターン。
手段と目的がごちゃごちゃになってしまうんですね。資格を取得して安心したりとか。
- 資格を取るのは仕事の質を高めるため
- キャリアアップのため
- 昇進や昇給、資格手当ての条件となっている
- 業務を行うのに取得が必要だから
など、色んな目的があるはずなんですが、短期で取れる資格を探していて取得自体が目的になる人も結構いてます。
注意しましょう。
何百個も持ってるとか突き抜けていれば、資格の専門家としてそれで仕事になる場合もありますけど。
講習で取れる資格も
短期で取れる資格と言えば、講習をうけるタイプもあります。
ただ講習で取れる資格にもいくつかパターンがあって、
- 講習を受けたら取得できる
- 講習後に筆記試験がある
- 講習後に実技試験がある
などいろいろ。
もちろん試験があるタイプは、取りやすい場合が多いものの絶対取れるわけでもありません。
難易度やどの程度の合格率なのかは調べてから挑みましょう。
短期間で取得ができるという意見が多い資格をいくつか。
マイクロソフトオフィススペシャリスト
Microsoft社が扱っているオフィス系のword(ワード)やexcel(エクセル)などのスキルを測るための資格。
勉強時間としては数週間から1~2カ月といった意見が多く、特に知識をや実際に使っていれば短期で取りやすい資格と言えるでしょう。
そしてこの資格のいいところは、わりと取りやすいのに持っていると役立つという意見が多いところです。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) 】の資格をもってたら役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
日商簿記 初級
画像引用:日商簿記検定 公式ページ
簿記とは、会社の財務が分かるようにするための資料を作るための技術です。
簿記にはいくつかの資格があるんですが、最もメジャーなのが日照簿記検定。
そして日照簿記検定には1級から3級と、さらに優しい初級というのがあり、初級だとかなり簡単で勉強期間も短くて済むでしよう。
はっきり言って初級では仕事で役立つという事は少ないかもしれませんが、
- 「簿記を学び始めるきっかけに」
- 「簡単な記帳など経理の基礎にはなる」
という意見もあります。
また試験を行う機関によりますが、試験の回数も多くその点でも短い期間での取得が可能です。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【日商簿記検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
ビジネス文書検定
画像引用:ビジネス文書検定 公式サイト
ビジネス文書検定とは、仕事上で必要となる
- 契約書
- 報告書
- 案内状
- 礼状
といったビジネス文書に関してのスキルに関する資格となります。
仕事をしていれば身に付いていく技術ではありますが、これから社会人になる、あるいは社会人としての経験が浅い人にとっては役立つ事もあるんじゃないでしょうか。
勉強時間も多くの人が1ヶ月以内で合格したという意見が多く、短期間で取得できる資格と言えるでしょう。
ただし、この資格で就職が有利になるというよりも、社会人としての常識を学ぶため、と考えた方がいいでしょう。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【ビジネス文書検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
色彩検定 3級
画像引用:色彩検定公式サイト 公式サイト
色彩検定とはまさに色や色彩についての理解度を測る試験で、色に関わる資格としてはメジャーなものの1つと言えるでしょう。
- ファッション業界
- アパレル業界
- 広告業界
など、いろんな業界で役立てられるスキルとなります。
この資格も1級から3級までありますが、なかなか色の知識というのは勉強した事がないと知らない内容も多く、「3級でも知識としては役に立つ」といった意見が結構見られます。
全く勉強したことがない人には最初は難しく感じられるようですが、それでも1ヶ月程度で取得できたという人が多く、短期間で取れて身に付く事が多い資格と言えそうです。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【色彩検定】の資格は役に立つ?立たない?使える仕事や難易度など!」
接客サービスマナー検定
画像引用:接客サービスマナー検定 公式ページ
接客サービスマナー検定とは、名前の通り接客サービスにおける
- 身だしなみ
- 言葉づかい
- 立ち振舞い
といったスキルが身に付くとされる資格で、3級、2級、準1級、1級とあります。
この資格の場合、準1級や1級になると面接やロールプレイング実技があって対策も必要となり、1級では合格率も低いですが、全体的にはそれほど難易度が高いわけではありません。
2週間から1ヶ月程度で合格したという意見も見られ、それほど時間を必要としない資格と言えるかもしれません。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【接客サービスマナー検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
短期で取れる資格のまとめ
短い勉強時間で取れるという事は、内容の易しいものが多く評価としては低くなる傾向があります。
そういった資格のみで就職が有利になるという事はあまり考えにくいでしょう。
しかし、資格取得のための勉強で得られる知識というのは、役に立つ場面も多くなります。
そのため楽に取れるかどうかだけで資格を選ぶのではなく、その資格を得るための知識が自分の仕事や、やりたい事に関係があるのかで選ぶのが大事になってきます。
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