「理系だったら資格は取った方がいいの?」
「おすすめはどんな資格?」
理系の道に進んでいる人のなかには、資格の取得を検討している人も多いんじゃないでしょうか。
ただ、どんな資格を選ぶかはとても重要です。大事なお金や時間を使うので。
理系の人が資格を選ぶポイントと、おすすめ5つを選んでみました。
理系の資格は、ここがポイント!
必ずしも資格が必要な訳ではない
まず大前提として、理系だからといって必ず資格が必要となるわけではありません。
(もちろん医者や1級建築士など、資格がないと業務が行えない場合は別の話になりますが)
それは、就職はもちろん転職でも当てはまります。
特に理系の転職の場合には、資格よりも圧倒的にスキルや実績、経験の方が評価されるという意見が多くなります。
理系の仕事だと、どれだけの事をできるか、あるいは今までの実績が示しやすい場合が多い、という事も関係しているのでしょう。
でもプラスアルファの評価は得られる
じゃあ、まったく資格が役に立たないかというと、もちろんそんな事はありません。
やる気のアピール
まず仕事に対してのやる気をアピールできるということ。それが仕事に関わる資格なら、面接官に意欲を伝える事はできます。
スキルの証明
そして自分がその分野の知識をどれだけ持っているか、ということが資格に合格することで証明されます。
微妙な場合の判断基準に
また面接で自分と同じようなレベルの人がいた場合に、資格があることでちょっとリードできるかもしれません。
仕事に必要な資格かどうか
それらの事も含めて、まず考えたいのは仕事との関連性。
理系の場合、特に専門的な職種を目指す事が多いと思いますが、そのための資格であれば、どれだけ目指している仕事と関係があるかは重要です。
「そんなの当たり前!」と思うかもしれませんが、資格を探しているうちに、取りやすさや知名度などを重視してしまう人がいます。
汎用的な資格が悪いとは言いませんが、理系なら専門的で仕事に特化した資格のほうが、アピールになるし実務にも活かせる場面が多いように感じます。
つぶしがきかないので慎重に
そのため、資格を取得してから目指す仕事が変わってしまった、となると、その資格がまったく役に立たなくなった、なんて事もあり得ます。
すべてではありませんが、理系の資格というのは「つぶしがきかない」モノが多いので。
資格を取るにも時間やお金がかかるわけで、選ぶ場合は慎重に。
語学は間違いない
あと理系に限らずですが、語学に関連する資格というのは面接、実務を通して役立つ場面が多いです。
理系の場合には就職だけでなく、大学での勉強でも論文を読んだりなど、英語のスキルは欠かせません。
どうせ必要なスキルで就職や転職にも役立ち、実務にも活かせるのであれば、早めに始めて損はありません。
理系におすすめの資格
理系におすすめといっても、希望する業界によってかなり資格の幅があるので、理系全般で役に立ちそう、といった資格をあげてみました。
就職や転職で有利になるかどうかはもちろん業界によりますが、一般的に役立つという意見が多い資格です。
基本情報技術者試験
画像引用:基本情報技術者試験 公式ページ
基本情報技術者試験とは、IT(情報技術)に関する知識を測る国家資格の情報処理技術者試験の1つで、4つあるうちの下から2つめのレベルになります。
「IT関連の企業で活かすには基礎過ぎる」という意見もありますが、実際のITエンジニアによる「基本が大事なので、取得しておいて損はない」といった意見も。
また理系の職種であれば、IT業界でなくても仕事によってはスキルを役立てられる場面も十分考えられます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【基本情報技術者】の資格をもってたら役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
応用情報技術者試験
画像引用:応用情報技術者試験 公式ページ
応用情報技術者試験とは、上記の基本情報技術者試験の1つ上のレベルに位置する試験です。
より専門的な内容となっていて、「IT系の企業を目指すなら取っておきたい資格」という意見は、数多く見られます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【応用情報技術者】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
日商簿記検定
画像引用:日商簿記検定 公式ページ
日商簿記検定とは、会社の財務や会計に関わる書類、帳簿などを作成するために必要なスキルを学べて、財務諸表などの知識にも強くなります。
簿記というと文系、経理などで活かせる資格と考えられがちですが、技術者にも会社の財務や損益など、経営に関わる視点は必要。
実際に帳簿をつけることはなくても、理系文系、営業開発を問わず、すべてのビジネスマンにその知識は役立てることができ、評価も高い人気の資格です。
他の理系の人と差別化するのに役立つ場合も。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【日商簿記検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
TOEIC
画像引用:TOEIC 公式ページ
TOEICとは、英語のスキルを評価するための試験として、最もメジャーな試験といってもいいでしょう。
理系に限らず英語のスキルは今や必須といえます。
企業によっては昇進の条件となってたりもするので、役に立つのは間違いありません。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【TOEIC L&R】って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
危険物取扱者
画像引用:危険物取扱者試験 公式ページ
危険物取扱者とは、消防法で定められた危険物を定められた量以上を取り扱う場合に必要となる資格です。
よく「ガソリンスタンドで働くのに有利」といったのを聞きますが、それ以外にも化学系の工場や塗料、薬品メーカー、危険物を貯蔵している倉庫、運搬のための運転手など、活かせる職場は幅広いです。
取得の難易度は低いけど役立つ、コストパフォーマンスが高い資格といえます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【危険物取扱者】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
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