「不動産系の業界で役立ちそうな資格には、どんなものがあるんだろう?」
不動産業界に興味があって資格の取得を検討している人も多いんじゃないでしょうか?
不動産に関わる資格にもいろいろありますが、選ぶときのポイントやおすすめをいくつか選んでみました。
不動産業界に関わる資格を選ぶときのポイント
独占業務があるかどうか
仕事には資格を持っていないとできない業務というモノがあります。例えば医師免許を持っていないと医療行為を行ってはダメ、など。
そんな業務を独占業務といい、独占業務のある資格を「業務独占資格」といいます。
資格の取得が役立つかどうかでいうと、この独占業務があるかどうかで資格の評価が変わってきます。
不動産業界では専門的な仕事内容という事もあり独占業務が多くあるので、まずは業務独占資格を探してみるのがいいんじゃないでしょうか。
(もちろん無ければダメというわけではないですが)
難易度を考える
そんな業務独占資格では国家資格という事もあって、難易度が高いモノが結構多くなります。
今学生であれば、どんどん挑戦してみるのもいいかもしれませんが、中には「勉強時間が5000時間必要」なんていわれている資格もあります。
仕事をしていれば、途中で挫折してしまう可能性も。
時間やお金には限りがあるので、取得が可能かどうかを冷静に考えて資格選びを行う事が大切です。
不動産関係では、役に立つ代わりに難易度が高めな資格が多いので。
今後の需要も考慮して
不動産に関しては、東京オリンピックや万博も決まり需要が高まるといわれています。
そのため不動産系の資格の将来性も、プラスにとらえられる事が多い印象を受けます。
その中でもマンションの需要や、高齢化といったキーワードを考慮して資格選びをするという手もあります。
おすすめの不動産系の資格6選!
不動産鑑定士
画像引用:日本不動産鑑定士協会連合会 ホームページ
不動産鑑定士とは、不動産の鑑定を行いその経済的な価値を評価する事ができる国家資格です。
この業務は不動産鑑定士だけが行う事ができる、独占業務となります。
需要が高く独立開業も目指せる間違いなく不動産業界では役立つ資格ですが、難易度が国家資格の中でもトップクラスに高いので、取得を目指すかどうかは慎重に考えましょう。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【不動産鑑定士】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
土地家屋調査士
画像引用:日本土地家屋調査士会連合会 ホームページ
土地家屋調査士とは、不動産の登記(どのような建物で、誰のモノかなどを記録すること)のうち、不動産の大きさや場所といった内容に関しての登記を行う事ができる国家資格です。
この業務は、土地家屋士しか行う事ができない独占業務です。
難易度としては高いですが、不動産鑑定士ほどではありません。
取得者がそれほど多くなく、独立開業も目指せる不動産業界で役立つ資格といえます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【土地家屋調査士】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
宅地建物取引士
画像引用:宅地建物取引士試験 公式ページ
不動産の売買や賃貸契約を行うときには、取引に関する物件や条件についての重要事項を説明する必要があるんですが、その業務に必要な資格を宅地建物取引士といい国家資格になります。
この業務も資格を持っていないと行えない独占業務になります。
難易度がそこまで高くないので取得者も多いですが、不動産業界での認知度や需要が高く、人気のある資格です。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【宅地建物取引士】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
管理業務主任者
画像引用:マンション管理業協会 公式ページ
管理業務主任者とは、マンションの管理組合から管理の委託を受けた管理業者で、業務がしっかり行われているかなどをチェックして管理組合に報告する、といった仕事ができる国家資格です。
委託契約の重要事項を説明したり、管理事務の報告などは管理業務主任者の独占業務となるので、資格を持っていないとできません。
特にマンション管理会社などで役立てる事ができます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【管理業務主任者】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
マンション管理士
画像引用:マンション管理業協会 公式ページ
マンション管理士とは、マンションの管理や維持に関して、管理組合に対してコンサルティングを行う為の国家資格です。
管理業務主任者と違って、管理組合側に立ってアドバイスを行うというのが特徴といえます。
マンションの数も増えているので、これからも需要が期待できる資格といえるんじゃないでしょうか。
詳しくは公式ページをどうぞ
福祉住環境コーディネーター
画像引用:福祉住環境コーディネーター 公式ページ
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や身体が不自由な方が快適に過ごせる住まいのための相談やアドバイスを行う知識が身に付く資格です。
高齢化が進む事が確実な中で、今後さらに需要が見込まれる資格といえるでしょう。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【福祉住環境コーディネーター】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!」
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