「定年退職後も働きたい！」
「定年後の仕事に役立つ資格はある？」
定年を迎えるけど、まだまだ働きたいという人は大勢います。そんな時に考えるのが資格の取得じゃないでしょうか。
定年後に役立つ資格がどういったものなのか、そしておすすめの資格について書いてみました。
定年後にも働ける資格を選ぶポイントや注意点
資格があれば成功するというわけではない
これは定年退職後の再就職や独立といった場合に限らず、仕事を行う上で言えることですが、「資格を持っているだけで職に就ける」「仕事がうまくいく」といった事はありません。
ある程度働いてきた人なら言うまでもないと思いますが。
それでも資格に過度の期待をする人は多いものです。
あくまでも実績や経験、人脈、顧客といったモノがあるうえで、関連する資格によってプラスアルファされるものだということを、改めて認識しておきましょう。
目的をはっきりと
資格を取るには目的があるはずです。そこがぶれてしまうと役に立たない資格を取るために無駄な時間を使ってしまうかも。
- 再就職
- 独立
- 在宅ワーク
例えば働くためといっても、働き方が違えば必要となる資格も変わってくるし、まったく資格を必要としない仕事というのもたくさんあります。
まずはそこを考える事が大事になります。
士業を目指すなら在職中から
定年後に役立つ資格というと、よく士業があげられます。
- 公認会計士
- 行政書士
- 社会保険労務士
などなど。
そりゃ役に立つだろう、という気もしますが、定年退職をしてからでは当然遅いです。
それは資格を取得するために時間がかかるという事もありますが、実際に働くうえでもです。
例えば士業の資格をとって独立を考えていたとします。しかしまったく人脈もコネもないなかで独立して仕事を成功させるのは難易度がかなりあがります。
定年してから独立を考えているなら、在職中に将来の事を考え資格を取得し、さらにお客さんとなる人を確保するための営業であったり人脈を作っておくことが必須です。
もうすでに定年が迫っているといった人なら、そこまで資格に時間やお金と一発逆転をかけるのは無駄におわるかもしれません。
- 今までの経験を活かせる仕事
- 年齢が高くても需要がある仕事
に関する資格を選ぶのも手じゃないでしょうか。
そこまで難易度が高くなく、需要もありそうな資格をいくつか選んでみました。
定年後の資格として役立ちそうなおすすめ６選
マイクロソフトオフィススペシャリスト
マイクロソフトオフィススペシャリストとは、パソコンのソフトである
- ワード
- エクセル
- パワーポイント
- アクセス
といったMicrosoft社のスキルを認定する試験です。
いまや何をするにもパソコンの知識は必須であり、スキルを証明するうえで発売元であるMicrosoftが認定しているこの資格は最適です。
事務などの仕事だけでなく、在宅での仕事にも活かせます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) 】の資格をもってたら役立つ？使える仕事や試験の内容など！」
基本情報技術者試験
画像引用：基本情報技術者試験 公式ページ
基本情報技術者試験とは、ITに関する知識の理解度を測る国家試験となります。
IT業界といえば、今後もさらに成長が見込める業界であり、人材不足もよく話題になっています。
またITに関する知識を持っている事はIT関連企業以外でも役立てられる場面が多く、企業からも評価される事も多く、この知識自体がいろんな仕事をする中で役立てられます。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【基本情報技術者】の資格をもってたら役立つ？使える仕事や試験の内容など！」
アドビ認定アソシエイト
画像引用：アドビ認定アソシエイト 公式サイト
アドビ認定アソシエイトとは、Webなどデザインに関わるソフトである
- Photoshop(フォトショップ)
- Illustrator(イラストレーター)
のスキルを認定する資格検定です。
この資格を持っている事だけでデザイナーとして働く事は難しいです。
しかしWebに関わる仕事であれば在宅ワークなどいろいろ考えられるので、これらのソフトに関するスキルは役立てられる場面も多いと思います。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【アドビ認定アソシエイト(ACA)】の資格は役立つ？使える仕事や難易度など試験の内容について！」
TOEIC
画像引用：TOEIC 公式ページ
TOEICといえば、英語のスキルを証明する最もメジャーな資格の１つといえるでしょう。
英語が話せる、使えるというスキルは、一般企業や接客業、翻訳、通訳など、まだまだ役に立つ場面が多いです。
TOEICの高得点が、英語を話せるにつながるとはいえませんが、英語のスキルの証明としては役立つ資格といえるでしょう。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【TOEIC L＆R】って役立つ？使える仕事や試験の内容など！」
販売士
画像引用：販売士 公式サイト
販売士とは、販売員としての接客技術や売場作りなど接客業としてのスキルが測られる資格です。
接客業というのは人材不足という事もあって、定年後といった高齢の方でも経験があれば需要が見込まれます。
そのときに接客に関して体系的に学べる販売士の資格を持っていると、面接などで有利に働く可能性も。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【販売士】の資格は役に立つ？使える仕事や試験の内容など！」
介護職員初任者研修
画像引用：介護員養成研修/厚生労働省
介護職員初任者研修とは、介護に関する資格の基本となる内容になります。
高齢化社会が進む中、間違いなく産業として成長がみっこまれる介護業界において、人材不足は深刻になっています。
とにかく求人数が多いという点で、おすすめの資格といえるでしょう。
詳しくはこちらの記事もどうぞ
「【介護職員初任者研修】の資格って役立つ？使える仕事や試験の内容など！」
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