「ブックデザイナーってどんな仕事をするの？」
「装丁家として役に立つ資格ってあるんだろうか？」
主に本の外観を作るブックデザイナーという仕事。
気になってる人は多いと思いんじゃないでしょうか？
装丁家(そうていか)と呼ばれることもあるこの仕事がどんな内容なのか、何か役に立つ資格はあるのか、などについて調べてみました。
「まず役立つ資格を知りたい！」という人はココをクリック！
(「ブックデザイナーの仕事に役立つ資格」まで移動します)
ブックデザイナーがどんな仕事なのかの簡単な説明
ちなみに「装丁家＝ブックデザイナー」と考えられることも多いんですが、装丁家が本の外観をデザインするのに対して、ブックデザイナーは本の中身に仕事の範囲が及ぶ場合も、といった違いがあるようです。
ただ、ほぼイコールとしてる場合が多い印象はありますが。
本の外観をデザイン
ブックデザイナーの仕事は、一言で言えば「本の見た目をデザインする仕事」といえるでしょう。
- ブックカバー
- 表紙
- 帯
といった本の外観に関わるあらゆる部分をデザインします。
本の売り上げというと、もちろん中身が面白いかどうかなんですが、見た目が売り上げを左右することもあります。
- 本屋さんで目につく
- 手にとってもらう
- 中身の想像が膨らむ
といった視点からも、本の外観がどんな見た目なのか、というはとても重要になります。
ブックデザイナーの腕の見せ所です。
出版社やデザイン事務所から
ブックデザイナーとしての働き方ですが、多くのデザイナーは、
- 出版社の編集を経て独立したり
- デザイン事務所で働いて実績を積んだり
といった人が多いようです。
また、ブックデザイナーとして活躍している人の事務所でアシスタントをしてブックデザイナーの道を目指す、といった人も。
他の仕事と兼務
仕事量の問題もあり、ブックデザイナーの仕事をしている人のなかには、
- グラフィックデザイナー
- エディトリアルデザイナー
- イラストレーター
といった他の仕事と兼務して行っている人が多いのも特徴。
ブックデザイナーとしての仕事だけでやっている人は少ないのが現状のようです。
ブックデザイナーに資格は必要？
ブックデザイナーとして働くのに、必要な資格は何かあるんでしょうか？
答えとしては、「特に必須となる資格はありません」です。
ただし、本の表紙をいろいろ見てみると分かると思うんですが、素人が簡単に作れるわけはなく、専門学校や大学などでデザインについての勉強をしている必要はあるんじゃないでしょうか。
また芸術的な要素も必要でセンスのよさが求められます。
そうはいっても、ブックデザイナーを目指す上で、仕事内容から役に立ちそうな資格もいくつかあるのであげてみました。
ブックデザイナーの仕事に役立つ資格はコレ！
色彩検定
画像引用：色彩検定公式サイト 公式サイト
色彩検定協会が実施する試験で、文部科学省が後援している公的資格。
色彩についての知識が身に付く資格として、人気があります。
当然、色の知識というのはデザイナーとして欠かせません。
資格取得によって「色彩についての知識を体系的に勉強できる」といった意見も。
色彩検定の詳しい内容は
をどうぞ。
Photoshopクリエイター能力認定試験
画像引用：Photoshopクリエイター能力検定試験 公式サイト
株式会社サーティファイが主催している民間資格。
デザイナーにとって必須の画像編集ソフトに関する資格です。
「資格を取得しても使いこなせなければ意味がない」といった意見もあるんですが、「実技試験もあり勉強としても役に立つ」といった意見も見かけます。
Photoshopクリエイター能力認定試験の詳しい内容は
【Photoshopクリエイター能力認定試験】は役立つ？使える仕事や試験の内容など！
をどうぞ。
Illustratorクリエイター能力認定試験
画像引用：illustratorクリエイター能力検定試験 公式サイト
同じく株式会社サーティファイが主催している民間資格。
こちらもデザインにおけるレイアウトなどには欠かせないイラストレーターというソフトに関しての理解度を測る資格試験となっています。
やはり「経験者には易しすぎる」といった否定的な意見もありますが、「経験の少ない人の勉強や、復習として役立つ」といった意見も。
Illustratorクリエイター能力認定試験の詳しい内容は
【Illustratorクリエイター能力認定試験】は役に立つ？使える仕事や試験の内容など！
をどうぞ。
CGクリエイター検定
画像引用：CGクリエイター検定 公式サイト
CG-ARTS協会が主催している、CGデザイナーやクリエイターのための民間資格。
CG(コンピューターグラフィックス)に関しての試験となるので、ズバリ内容が合っている訳ではないものの、ブックデザイナーとして役に立つ部分もあるんじゃないでしょうか。
CGクリエイター検定の詳しい内容は
【CGクリエイター検定】の資格をもってたら役立つ？使える仕事や試験の内容など！
をどうぞ。
DTPエキスパート
画像引用：DTPエキスパート 公式サイト
日本印刷技術協会が行っている民間資格。
コンピューターを使って印刷物を作成するDTPと、印刷全般に関しての知識を問う資格となっています。
「同じDTPの資格であるDTP検定よりも専門的」といった意見もあり、印刷に関わる基礎的な知識を身に付けることができるので、ブックデザイナーとしての仕事に役立てられる部分というのは多いんじゃないでしょうか。
DTPエキスパートの詳しい内容は
【DTPエキスパート】の資格って役立つ？使える仕事や試験の内容など！
をどうぞ。
ブックデザイナーはデザインの知識はもちろん、センスが問われる仕事といわれます。
「資格を持っていても役に立たない！」といった意見も結構見られ、コツコツと実績を作っていくことの方がよっぽど重要になるのは間違いありません。
ただ、まずこの仕事に近づくために関連する資格を取得してみる、というのもブックデザイナーを目指す上での１つの手かもしれません。
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