【DTP検定】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!

DTP検定の資格 IT・Web・PC系資格

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DTPとは、Desktop publishing(デスクトップパブリッシング)の略で、簡単にいうと、パソコンでデータを作って(レイアウトを作ったり編集したり)、雑誌や広告、パンフレットなどの印刷物を作ること

そんなDTPに関わる仕事にはいろいろあって、それにともない資格も存在します。

そんなDTPに関係する資格の1つがDTP検定

この資格の内容や使える仕事、この資格が役に立つのか、そして資格試験の内容などについてみていきます。




DTP検定とはこんな資格!

DTP検定は、株式会社ボーンデジタルが運営している民間資格です。

あらゆる印刷物で使われているDTP

上にも書きましたが、

  • 雑誌
  • 書籍
  • マニュアル
  • 広告
  • DM
  • ポスター
  • パンフレット

など、ありとあらゆる印刷物においてDTPは用いられています。

そんなDTPの客観的な評価基準のための資格がDTP検定となります。

2つにわかれた検定

DTP検定は、業務や難易度によって、検定が2つにわかれています。

以前はDTPプロフェッショナル(I種)というのもあったんですが、2015年に終了しています。

また名称も

  • DTP検定Ⅱ種→DTP検定ディレクション
  • DTP検定Ⅲ種→DTP検定ビジネス

と変更になっています。(2017年)

DTP検定ディレクション(II種)

印刷物を作るときの、全体的な行程を管理する能力を必要とする検定

企画やレイアウトの作成、出力にいたるまでトータルで指示(ディレクション)することが求められます。

DTP検定ビジネス(III種)

営業や事務職で必要となる印刷物に活かせる内容。

ビジネス文書(仕事中に必要となる企画書や報告書など)などで使う、頻度の高いレイアウトを中心に、きれいで読みやすい文章を作成することができるかを求められます。

DTP検定の資格が使えるのはこんな仕事!需要や役立つ業界

あらゆる印刷に関係してくる資格であることから、

  • 出版社
  • 印刷会社
  • 広告代理店
  • デザイン会社

といった職場で役立てる事ができます。

また3種の方はビジネス文書などの検定なので、それを持っていたら仕事ができるという訳ではないものの、営業から事務職まで、あらゆる仕事で普段の業務に役立てることができます

DTP検定の資格は役に立たない?

DTP検定についてみていると、「この資格はあまり役に立たない!」という意見もみられます。

(特に民間資格の場合、そういった意見はほとんどの資格で見られますが)

という事で、DTP検定が役に立つ、立たないといった意見をまとめてみました。

この資格は役立つ!という意見

役立つ!

  • 2級なら就職や転職でアピールできる可能性がある
  • 印刷や出版関係の業界なら知識として役に立つ
  • デザイナーやオペレーターだけじゃなく営業にも必要な知識が身に付く

この資格は役立たない!という意見

役立たない!

  • 資格があっても就職や転職に有利にならない
  • 1級が無くなったのであまり意味がない
  • ソフトが使えないと仕事で役に立たない

全体的にいうと「役に立たない」、という意見も結構みられました。

特に実際に働いてる人からすると、資格より経験という意見が多数派

それらを考えると、DTPに必須のソフトとなるイラストレーターやフォトショップに関係してくる、

といったものを受けてみるのもいいのかも。


ほとんどの場合そうですが、資格というのは取得するだけで仕事ができるようになる訳じゃありません。

しかし採用試験で有利になるという可能性があったり、資格取得の勉強によって知識や技能が向上するというメリットも考えられます。

その意味では取得によって全く役に立たない、という事はないんじゃないでしょうか。

DTP検定の資格試験の内容

試験内容

コンピュータの画面に問題が表示され、選択肢から答えを選ぶといった出題方法になっています。

DTP検定ディレクション

ディレクターとしての能力が問われる試験。仕様の決定、データやレイアウトの作成、印刷の実施まで、印刷の全工程のトータルな知識についての内容。

DTP検定ビジネス

基本的なデザインの知識や、Word(ワード)を利用したレイアウトをの作成についての内容。

難易度

難易度としては、資格試験のなかではそれほど難しいものではありません。正解率70%で合格。

独学で資格取得している人もたくさんいます

2種と3種では、2種の方が難易度は高くなっています。

合格率

  • DTP検定ディレクション:59%
  • DTP検定ビジネス:90%
    (2019年度)

(参考参照サイト:「受験結果/DTP検定」)

受験資格

特にありません。

試験会場

全国のJ-Testing指定会場。

詳しくはJ-Testingのサイト(外部サイト)で確認できます。

受験料

  • DTP検定ディレクション:10,800円(税抜)
  • DTP検定ビジネス:10,800円(税抜)

※各内容については、記載時点での情報となります。

必ず公式ホームページなどでご確認ください。

お問い合わせ先

株式会社ボーンデジタル 検定事務局

TEL: 03-5215-8665

E-mail: info@dtpkentei.jp

DTP検定のまとめ

DTP検定を受けるための勉強としては、

  • 独学
  • 通信講座

などが考えられます。

 

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また「DTP検定の資格は役に立たない」という意見が多いのも事実。

その理由の多くは実務が大事というモノ。

ならば資格の勉強よりも、実務で使うソフトなどに焦点を当てて学んでみるのも、後々の役に立つかも。

必須のソフトといえば

  • Illustrator(画像描画ソフト)
  • Photoshop(画像編集ソフト)
  • InDesign(レイアウトソフト)

1度どんな講座があるか調べてみてもいいかもしれません。

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