「家具職人を目指したいんだけど、どうしたらいい?」
「何か役に立つ資格とかあるの?」
モノづくりに興味があって家具職人を目指したい、という人も多いんじゃないでしょうか。
家具職人の仕事内容やどうやってなるのか、何か役に立つ資格はあるのか、などについてみていきます。
「まず役立つ資格を知りたい!」という人はココをクリック!
(「家具職人の仕事に役立つ資格」まで移動します)
家具職人の仕事についての簡単な説明です
一般的なメーカーでの仕事内容
家具職人の仕事が何なのかというと、当然家具を作ること。
小さな工房で少数で作業を行ってる場合には、一人で色んな作業をこなす、という事にもなります。
(家具職人と聞いてイメージする感じ)
しかし、ある程度の規模で家具を作っている場合には、
- 部品のカット
- 接着
- 組み立て
- 塗装
- 仕上げ
などを分業する事になります。
それも多くの工程では機械化が進んでいるので、機械のオペレーターが仕事となる場合も多くなります。
オーダー家具なら仕事も変わる
つまり上でいうと、決められたメーカーの商品を量産するための仕事となりますが、これがお客さんから注文を受けて作るオーダー家具になると、仕事内容も変わってきます。
まずお客さんの希望を聞き取るとこから始まり、見積、設計、制作、設置までが仕事となり、ある程度を1人行う場合が多くなります。
(コレも会社の規模によって変わりますが)
工房になるとさらに仕事が変わる
また家具工房と呼ばれる所では、個人に近い人数で働いてる場合が多く、工房オリジナルの家具から別注家具の大部分に1人が関わって制作する事になります。
ただ、芸術家に近い活動をしている場合も多く、いわゆる創作活動として作っているモノが家具、といった所も。
一番、家具職人というイメージに近い職場となるんじゃないでしょうか。
家具職人になるには
このように「家具を作る人」といっても、働く場所によってかなり作るもの、仕事内容が変わってきます。
職場としては
- 大手家具メーカー
- 中小の木工所
- 別注家具専門メーカー
- 家具工房
といった所になります。
つまり家具職人を目指すなら、これらの中から自分がやりたい仕事を行える場所を探して就職する、といった流れになります。
専門学校もあります
ただ就職する前に学校で勉強するという方法もあります。
デザイン系の学校や職業訓練校などがあるので、まずはそこで勉強してからの方が就職に有利になる場合も。
フリーで働く
自分で工房を開くという働き方ももちろんありますが、実際にはかなり厳しいのが現状のようです。
最終的にソコを目標にするにも、「まずはメーカーや工房で働いて経験を積む事が必要」といった意見が多いです。
家具職人に資格は必要?
家具職人は基本的に学校で勉強したりして、メーカーや工房に入って経験を積む、という流れなので、家具職人としてやっていくのに必ず必要となる資格はありません。
ただし専門知識を必要とするのは間違いなく、持っていると役に立つ資格やスキルはあるので、いくつかあげてみます。
家具職人の仕事に役立つ資格はコレ!
家具製作技能士
画像引用:中央職業能力開発協会 公式ページ
家具製作技能士は、試験の実施を各都道府県職業能力開発協会が行っていて、国家資格の技能検定制度の1つ。
家具や製図の知識を問う学科試験から、手加工、機械加工、椅子貼りを行う実技試験まで、実際に家具職人として必要な知識や技術を問う資格で、より実践的な内容となっています。
資格の取得には家具職人として必要なスキルが求められるので、間違いなく役に立つ資格といえます。
家具製作技能士の詳しい内容は
をどうぞ。
木材加工用機械作業主任者
画像引用:林業・木材製造業労働災害防止協会
労働安全衛生法に定められた作業主任者という国家資格になります。
機械を使った木材の加工を指揮する主任者としてのスキルが身に付く資格で、講習の受講と試験の合格によって取得できます。
(「木材加工用機械による作業に3年以上従事」といった受験資格があり)
本来、木材を加工する職場で必要となる資格なんですが、機械の操作を学べるので家具職人としてスキルアップを図れる資格になるかも。
木材加工用機械作業主任者の詳しい内容は
をどうぞ。
インテリアコーディネーター
公益社団法人 インテリア産業協会が主催している民間資格。
インテリア製品の構造や品質表示、コーディネートの表現などの知識が得られます。
どちらかというとインテリアを販売する側の資格と考えられがちですが、作り手にも役立つ知識が多いです。
また家具に関わる資格の中での知名度は抜群です。
インテリアコーディネーターの詳しい内容は
【インテリアコーディネーター】の資格は役に立つ?使える仕事や試験の内容など!
をどうぞ。
インテリアデザイナー
画像引用:インテリアデザイナー認定試験 公式サイト
日本デザインプランナー協会が行っている民間資格。
インテリアに関係する製品の知識や販売するための技術、インテリアデザイナーとしてのスキルを測るための資格となっています。
「知名度が低い」という意見もありますが、「インテリアの基礎的な知識の習得にはいいかも」という人も。
インテリアデザイナーの詳しい内容は
【インテリアデザイナー】の資格は役に立つ?使える仕事や試験の内容など!
をどうぞ。
CAD利用技術者試験
画像引用:CAD利用技術者試験 公式サイト
一般社団法人コンピュータ教育振興協会が主催する民間資格。
コンピューターを使って設計や製図を行うCADのスキルを測る資格で、試験は平面図を扱う2D CADと立体図を扱う3D CADがあります。
職場や行う仕事による場合もありますが、家具職人として働くなら家具を作る上で図面を読んだり書いたり、あるいは設計するスキルというのは役立つ場面が多いと思います。
CAD利用技術者試験の詳しい内容は
【CAD利用技術者試験】の資格って役立つ?使える仕事や試験の内容など!
をどうぞ。
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