「資格を取るのに独学で大丈夫？」
「通信講座とかスクールに通った方がいいの？」
資格を取ろうと考えたときにまず悩むのが、独学でいくのか通信講座やスクールを利用するのかという事じゃないでしょうか。
ココでは独学で資格取得を目指すことについてのメリットやデメリットについて考えてみました。
資格を独学で目指すことのメリットはコレ！
まずは独学で勉強することのメリットをあげてみました。
時間(ペース)を自由に決められる
まず考えられるのが、勉強のための時間を自由に決められるという事。
例えばスクールに通ったとすると授業時間が決まっているので、その時間は空けておかないといけません。
また通信講座でも添削のための期限があったり、ある程度のペースは決められてしまいます。
(そもそも独学には添削などないですが)
時間に縛られず自分のペースで勉強を進められるというのは、独学のメリットと言えるでしょう。
勉強方法を決められる
次に独学のメリットというと、自分で勉強方法を決められるという事。
例えばある資格を目指していて、ある程度その知識があったとします。
ところが通信講座などだと、自分が分かってる基礎の部分も１から学ばないといけません。
逆にちょっと分からない部分に時間をたくさん使うといった事もやりにくかったり。
そういった勉強の方法や配分を自分で決めやすいというのも、メリットの１つといえるでしょう。
お金がかからない
そして１番大きなメリットといえば、このお金の部分じゃないでしょうか。
独学なら参考書や問題集といったテキストのみで勉強が可能です。
ところが通信講座やスクールになると、数万円から数十万円かかる場合も。
ここはやっぱり、独学で資格を目指す上での１番のメリットでしょう。
気軽に始められる
これは「費用がかからない」という事とも関係してきますが、独学の場合には気軽に始められるというメリットがあります。
時間的な制約が少なく費用もかからないので。
また少し勉強してみて
- 「思ってたのと少し違う」
- 「簡単すぎて(難しすぎて)合わない」
といった場合に、やめやすいという点もあります。
(「簡単にやめてしまう」という事だけでいうとデメリットともいえますが)
資格を独学で目指すデメリットはコレ！
そして気になる独学のデメリットです。
教材の選び方がわからない
まず資格の勉強には、必ず参考者や問題集といった教材が必要となります。
通信講座やスクールなら教材が提供されますが、独学では自分で選ぶしかありません。
(ネットなどの意見を参考にして)
もちろん通信講座などの教材がベストかどうかはわかりません。
ただどれも、プロの選んだ実績のあるテキストですが、独学の場合にはテキストの当たり外れが考えられます。
勉強の方向性に迷う
次に勉強の方法ですが、独学の場合はたしかに自分で決められます。が、自分で決められる人ばかりではありません。
どうやって勉強したらいいのか迷っていたら、それだけで時間の無駄です。
また決めた勉強方法が的を射ているかどうかで、不安に感じることもあるでしょう。
さらに勉強中に考え方が間違っていても気づかない、といったデメリットも考えられます。
解決に時間がかかる
独学で勉強していたときに、なぜそうなるのかが分からない場合もあるでしょう。
そんな時にスクールや通信講座なら、解決のために先生に教えてもらったり質問できたりと、他の人の力を借りることができます。
しかし独学なら自分で解決するしかありません。
明らかに時間や労力がかかります。
実技などで不利
資格試験によっては、実技試験が設定されているものも結構あります。
このような試験の場合、内容がかなり専門的になる傾向が強く、独学では難しかったり時間がかかってしまう場合も。
その点、通信講座や特にスクールではコツなどもつかみやすく、有利なのは間違いありません。
進捗が分かりづらい
資格試験の場合、試験の範囲というのはもちろん決まっているんですが、１人で勉強していると合格できるレベルに対して、今の自分の位置が分かりにくいんですね。
いわゆる進捗状況です。
もちろん資格試験によっては過去問などで把握できるものもありますが、通信講座やスクールでは模試などが用意されている場合も多いです。
そんな自分のレベルが分かりにくいというのも、先が見えにくくデメリットといえるでしょう。
限界がある
これは難易度の高い資格に関してですが、資格によっては「勉強時間として1000時間以上を必要とする」といわれる資格もいくつもあります。
もちろん絶対に無理とは言わないものの、そこまでいくとスクールなどで要領よく学ぶ方が良いかもしれません。
独学だと1000時間が1500時間になってしまう可能性も考えられます。
能力の高い人なら可能なのかもしれませんが、資格によっては独学での合格はなかなか限界があるんじゃないでしょうか。
効率性の悪さ
やっぱり通信講座やスクールでは、きっちり考えられたカリキュラムが存在し効率がよくなっているのは間違いありません。
どうしても初めてその資格を勉強する個人では、自分で考えて勉強を進めるには効率が悪くなりがちです。
意思の強さが必要
そして独学の大きなデメリットというかポイントです。
上にペースを決められると書きましたが、逆に言えばサボったりやめたりするのにも大きな抵抗が無くなります。
お金もそれほど費やしてないし。
つまり独学に１番大事なのは意思の強さじゃないでしょうか。
継続してやりきる強い気持ちが持てないようなら、お金を使って無理やり勉強する環境を作るのも１つの手かと。
独学で合格を目指せそうな資格は？
独学で受かりやすいというと、やっぱり難易度が低めな資格と言えるかもしれません。
なのでわりと簡単そうな資格についての記事を集めてみました。
ただし、いくら受かったからといって自分に役に立たない資格は意味がありません。
不要な資格を取ってもムダです。当たり前ですが。
「こんな資格があるんだ」くらいでどうぞ。
独学で資格取得をがんばる事についての個人的な意見です。
コストについて考える
費用に関しては圧倒的に独学が有利。
ただし受かった場合の話です。費用というかコストというのは、何もお金だけじゃありません。
時間も立派なコスト。
独学で受験したことによって時間がかかった、あるいは受からなかったでは、費用を減らそうと考えていたとしても、結果としてコストがかかってしまったという事にもなりかねません。
まずは合格することが１番の目的であり、そこにたどり着くための道筋はしっかり考えましょう。
独学でも合格できる！という意見について
よく「独学で合格できない資格なんてほとんどない」といった意見をみかけます。
これは個人的に大きく間違っていないと思っています。
ただ上にあげた独学のデメリットがあるのも事実。
- そんなデメリットは気にならない
- 解決できる
というなら独学で十分だと思います。
ただ自信がなかったり、フォローが欲しいと感じる人は、通信講座などがどんなものか、１度見てみるのもいいんじゃないでしょうか。
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